ハッチハッチェルバンド ライブ@高円寺

凝り性なので早速行ってきました!ハッチハッチェルバンドのライブです。
10/3 高円寺 Jirokichi

学生時代から名前は何万回も聞いていながら実はJirokichiに行くのは初めてでした。フルサイズのドラムを置いてロックをやったらうるさすぎるだろうなという感じのこじんまりしたハコで、ステージも段差がなくジャズとかブルースを座って飲みながら聞くのによさそうな感じのところでした。壁画もいい感じ。

急遽行けることになったので1時間ほど遅刻して入ると、ワンマンながら二部制とのことで、第一部が終わって休憩中という状態でした。客層は男女比半々くらい、年齢層は40くらいの感じの人が中心でしたかね。デキシー時代からハチマファン一筋!! っぽい女性もいれば、オールドジャズ方面から見つけました風のおじさんもいるという様子。

けっこう本気で休憩しているらしくw しっかり待った後にバンド登場〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じ。見た目からして「ゆかいな楽団」感がダダ漏れです。
軽くアンプとPAは通しているものの、楽器はぜんぶアコースティックですね。ギター、アコーディオン、ウッドベース、小さめドラム、バンジョー、フィドル(バイオリン)。バンジョーの人はたまにトランペットも吹いてました。

ギターとベースのふたりが脂の乗った若手って感じで非常に達者。アコーディオンの女性はスイッチ入ると顔つきが「入る」感じで、幼少の頃から音楽教育がっつり受けてます感が満点。小柄ながら骨太なプレイでした。
ドラムとバンジョー(+トランペット)のお二人は表情ふくめてとにかくテンション高い。こういうテンションの人がいるとどんな状況でもバンドに追い風が吹くんですよね〜

なんですかねえ、やっぱりロック系だとなかなかこういう感じにならないですね。ロック系だと「これでも食らえ!おらーー!」みたいなのはありますがどこかちょっとシャイな感じがあるんですけどね。(そういうのも好きですけど)。
でもこのバンドはメンバー全員が「どーも!みなさ〜〜〜ん!!!」っていう全開なスタンス。とにかく全身でお客さんをガン見してる感じ。いいですねえ〜。バンド側からここまで無防備に先制愛情表現されたら、お客さんは仏頂面できないですね。
と、こういう技術もスタンスも鉄壁なバンド神輿に担がれて、フロントマンがハチマさんなわけです。

でハチマさん。

とにかく、ものすごい気持ち良さそう!笑。そしてレコードより歌がうまい!シャウトまでできるとは知りませんでした・・・MCも昔と変わらずしっかり長めですがw、曲にいってもそれまでもMCの内容をガンガン歌詞に突っ込んでいったりしてしゃべりもまったく無駄にしてません。演奏自体はわりとレコードに忠実な構成なものの、こういう歌詞とかスキャットではその日限定のネタ満載でした。
こういうのを見てると、やっぱり日本語で歌うライブはいいよなあーと思いますね。洋楽ばっかり見に行ってるとこういうコミュニケーションはなかなか体験できないので、素直に楽しい。

そんなかんじで第二部も1時間くらいやって、終了。

ライブ終了後も、お客さんはほとんど帰らずメンバーが着替えて出てくるのを待ちます。で、出てきたら一人ずつと本日の感想みたいな話をして、ちょうどその日から発売になったという新しいアルバムにサインをもらうという流れでみんな並んでました。かなり常連さんが多かったみたいです。

常連さんとの挨拶&サイン会がひととおり済んだあと、ハチマさんに挨拶にいきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧の通りです。笑

ほぼ10年ぶりの再開でしたが、見た目も中身も衝撃的はほどにまったくかわってないです。
あともう一つ衝撃だったのが、今年45だと。ってことは自分がバンドでお世話になっていた頃は・・・33。今の自分と同じ。あんなヒゲ生えてたのにそんな若かったのか!!笑 でも、ミュージシャンとしては33も十分いい歳・・そこからさらにデキシーを続けて、そのあとここまでの方向転換っていうのも相当なことですね。すごいです。

いやー、ほんとにいいライブやってます。最高。これからニューアルバム発売にともなって西日本ツアーにでるとのことで、次回東京でのライブは11/18(日)笹塚ボウル だそうです。西日本のみなさん、要チェックですよ。というか、これはもうちょっと世の中に知られるべきですね。せめてiTunesに載ってくれればなあ・・・20代のロック小僧な層にももっと体験してほしいです。カッコいいということはカッコつけることとは必ずしも一致しないってことがわかります。演奏はあくまでも上手くないとだめってこともわかります。学びが満載。でもとにかく楽しいのでこれを知ってほしいですね。

あとこれは事前に仮説として立ててたんですが、思った通りで、このバンドの良さはやっぱり「楽しさ」を出せば出すほどに「祭りのあと」みたいな寂しさが出るところですね。「バンド」がついてない「ハッチハッチェル」名義のレコードのほうは、楽器の数が少ないせいか、ひとりで録音しているせいかそういう寂しさがレコードのほうにも漂っていてそれがまたすごくいいんです。ただのお祭り騒ぎではないんですね。そういう寂しさを含めてみんなで共有できるような、そういうことが起ってる感じがしました。「寂しさを味わう」っていうのは、すんごい贅沢なことだと個人的には思ってるのですが、ほかのファンの人はどうなんでしょうかね。自覚的でないとしても、そういう感覚があるからこそのあの常連さんの多さなんじゃないかなーなんて勝手に思いましたけどね。

そんな贅沢な感触を後味として楽しみつつ帰りました。

 

 

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