中米最終チャレンジ Witch’s Rock

 

小波が続いたコスタリカはタマリンドでしたが、滞在最終日にウネリが上がって来る予報がでてました。

 

この日挑戦したのは、Witch’s Rock(魔女の岩)といわれるポイント。タマリンドからは車で1時間強移動したのちボードにのりさらに1時間近くかかる、国立公園の中にあるポイントです。

 

サーフ・アドベンチャー映画の祖とされる「エンドレス・サマー」というドキュメンタリー映画があるんですが、それの続編として1994年に作られた「エンドレス・サマー2」にて取り上げられたことで有名になったポイントだそうです。(エンドレス・サマーについて興味あるかたはこちらへ *リンク先音が出ます
同行していたTカシ君がこのシーンをえらく気に入っており、どうしても行ってみたい!ということで挑戦しました。何つっても僕は

 

 

 
1しか観たことなくて。。

 

 

 

ま、でも行ってきましたよ。

Tカシ君も自分も、Witch’s Rockという名前しかしらずアクセス方法もなにもよくわかっていなかったのですが、それは上述の通りで、またボートは4~7人くらいでシェアするので、代金はボート1艘ぶんをみんなで割るかんじ。だいたい350ドルくらいが相場なのでわれわれ2人だけだとひとり175ドルという高級ツアーになってしまう。

てなことで他に希望者が何人かいる状態のボートツアーを探してツアーショップをアタックしつづけました。3件アタックしてダメ(希望日の翌日しかいけそうにない)だったのですが、前日ぎりぎりになって自分たち含め7名になるというお店を見つけることが出来、無事チャレンジが確定。ボートがでる港まで自力で行かなきゃいけないというひどいトラップがありましたが前日に判明したのでその場でタクシーを予約。

タクシー代ひとり20ドル+ボート代ひとり56ドル+国立公園入場料15ドル=91ドルでした。帰り道はいっしょのボートだった人たちがレンタカーを持ってたので送ってくれた為、タクシー代カット。ラッキー。

4:30集合、まず車で1時間強移動してこの交番で国立公園への入場料を払う。

4:30集合、まず車で1時間強移動してこの交番で国立公園への入場料を払う。

そんでまたちょっと移動してここからボートに乗る

そんでまたちょっと移動してここからボートに乗る

ボートはちいさい 他のお客はみんなブラジリアンだったので船上は大好物のポルトガル語が

ボートはちいさい 他のお客はみんなブラジリアンだったので船上は大好物のポルトガル語が

まあそれでも安くはないですが、でもその価値はありました。

えんえんとポイントをめざします

えんえんとポイントをめざします

これがポイントの名前の由来になった岩。

これがポイントの名前の由来になった岩。

Witch’s Rockのほうは、小さくてアタマ、セットでダブルかダブルオーバーのイケイケコンディション。ピークは3つくらいあり、左右どちらにもブレイクしますが右がメイン。ライトはホレホレの速いパワーブレイク・・バレルもときたま出現します。
レフトもショルダーの張った速い波ですが、ライトほどどぎつくはなく、長くはないもののクリーンなライディングができるすんごくいい波。

自分はというと・・

ライトの波、どうもうまくテイクオフできない・・なかなか板が落ちなくて乗れずに置いて行かれたり、やっとのことで板が落ちたときにはもう波がホレまくっていてそのまま刺さって死ぬか、刺さらずともまっすぐ降りるしかなくなりまもなくブレイクに追いつかれて終了か・・周りにはハイレベルなサーファーしかいなくそれなりに混んでたので、そもそもチャンスが少ないのにそのチャンスをものにできない・・
ただ、刺さって波をおもいっきり喰らったとしても、ここはボトムが砂なのでよっぽどヒドいコケかたをしなければケガの危険はあまりないです。だからけっこう果敢にチャレンジするべきなんですけど、ひさびさのデカ波、しかもホレホレで混んでるってことで正直かなりビビりまして・・んー情けない感じです。

しかし、ライトはそんな感じでしたがレフトに関しては狙ってる人もすくなかったためか何本かいいライディングできました。そのうちの1本はいままでのレフトでも一番いい出来だったかも??っていうくらいの。そもそもバリ育ちのためレギュラーフッターなのにレフトのほうがラクという癖があり、さらにこの日の波はレフトのほうがファンウェーブだったので、やっぱりレフトなのか俺・・とか思いながらもとにかく死ぬだけじゃなくいい波乗れたのでよかったです。

2,3時間チャレンジしたあとは、またボートで移動してもうひとつのポイント、オーリーズへ。ここは完全ライトのみのマシンブレイク。ピークが一つしかないので少人数でも混雑します。はじめは波が小さ過ぎたのですがタイドが上がって来るのと一緒にすこしサイズアップして、セットで肩くらいに。サイズ的には完璧なんですが、こちらもテイクオフがホレホレ・・・自分の板Pちゃんはテール幅の広さがここでも仇となり、どうしてもテイクオフのタイミングが遅れてしまう・・ こういうホレた波は、水の巻き上げに捕まらないようにテールの細い板が向いています。自分の板の苦手分野・・かなり苦しみました。まあそれでも運良く抜けられた波はやっぱり速くてキモチイイ。結局ここも2時間以上入って、ひさびさに5時間サーフでした。

 

 

コスタリカ伝説のポイントでの初入水は「まだまだ修行が足りんのう・・」感満載でしたが、とはいえそんなところに入水していちおうサーフィン楽しめたし、波と板の相性みたいなものにも気がつくようになってるし、やっぱり修行が足りてきた部分だっていっぱいあるじゃん!と思うことにします。天気もよかったし、同行したほかのツアー客のひとたち(たまたま全員ブラジリアン)もいい人ばかりで、いやあ行って良かった。南米ではいい波探しにけっこう苦労してましたが、最後に文句無しのコンディションで締めくくれてほんとよかったです。

ひとりだったらWitch’s rockのこともよく知らないし、こんなめんどくさいツアーにも参加しなかった気がします。Tカシ君がいてくれたおかげて二人盛り上がり、このチャレンジが実現できました。Tカシくんありがとう。

Tカシ君はまだ帰国まで若干時間があるので、このまま中米をサーフィンしながらアメリカまで北上して帰国だそうです。コスタリカには僕より1日長く滞在することになり、翌朝ホステルで別れました。いやあ、楽しかったなあ。
そしてサンホゼにもどって1泊し、翌朝空港へ。これで中米とお別れ。

ってことで今はサンホゼからフロリダを経てロサンゼルスまで来た所です。空港で15時間ほど時間つぶして・・また次のフライトが待ってます。

アメリカ大陸さようなら〜!お世話になりました!

DSC00138

 

 

タマリンド

 

サンホゼからタマリンドへはまたもバスで。ここで、チカマ(ペルー)からコロンビアまでの道のりで一緒だった日本人Tカシ君とふたたび合流。7時間ほどでタマリンドに到着して宿を探しチェックイン。

 

お店それぞれがキレイで一見やたら栄えて見えるけど実際はかなりこぢんまりなタマリンドの町

お店それぞれがキレイで一見やたら栄えて見えるけど実際はかなりこぢんまりなタマリンドの町

適当に探した割にはアタリの宿でした。プールありひろいキッチン有り、15ドル

適当に探した割にはアタリの宿でした。プールありひろいキッチン有り、15ドル

 

パナマでのカリブ海側からふたたび太平洋側でのサーフィンへと切り替わったわけですが、またしても太平洋側のウネリは極小の予報・・タマリンドのビーチも、いくつかあるはずのブレイクのうちまともにサーフィンできそうなブレイクが成立しているのはそのうちのひとつのみ。

具体的にはウネリサイズ30~50cmといった小ささなんですが、ただ、唯一このコンディションでサーフィンできたタマリンドの河口はこのウネリでもハラ〜ムネくらいのサイズで割れてました。パワーはなくオフショアとはいえ風も強いというコンディションではあるものの、このウネリでサーフィンできるだけありがたい。

あいにく小ぶりweekに当たってしまいましたが、形はいい波

あいにく小ぶりweekに当たってしまいましたが、形はいい波

 

コスタリカは中南米では物価が高め。パナマでは100円だったビールも200円くらいになってしまう。食堂もだいたい600~1000円くらいの相場で日本とかわらない。
ので、宿のキッチンがとても広かったこともあり、2人だし、ってことでタマリンドでは徹底的に自炊。昼夜合わせて300円くらいで(ビール別)済ませました。
ちなみに治安は中米としてはかなりいいんじゃないかと思います。サンホゼ、タマリンドともに空気でわかる。タマリンドはアメリカ人中心に観光客も多いんですが、他の観光地と違ってまわりをスラムが囲んでいる、っていうようなこともなく。全般のんびりしてていいです。

 

ちなみに今回の旅において、自炊タイムというのは自分にとってかなり重要な時間でした。もちろん、なんといっても節約になり、外食だとなかなか充分な量を食べられない野菜をしっかりとれるといった実際上のメリットもいろいろありますが、それ以上に

 

「黙々と作業をしてるかんじ」

 

が得られるのが、精神衛生上とてもよかった。
旅での仕事といったら、自分の場合は顔ハメとサーフィンなわけですけど(あとたまに演奏)、どれもなかなかにエキサイティングな「活動」で、この料理というもっと静かな「作業」は、活動的仕事とはまたちがった意味で必要なんだなと・・なんだろう、瞑想とかヨガとか(ほとんどやったことないのでアレですけど)に似たような、そういう作用を感じましたね。あと無職トラベラーとしては貴重な「義務としての仕事感」を感じられる時間でもあり、義務的な仕事なんてものをカラダが実はある程度必要としてる、っていうのはちょっと意外な発見でした。とにかく、料理をするとなんか、地に足がついた感じ or 一種の落ち着きを獲得できるんですね。それでいて、やっぱり同じ物を毎日作るわけではないので献立を考えたりするのはおおげさに言えばクリエイティブな作業でもあり・・ 料理ってすばらしい。
てなかんじで、潮の満ち引きにあわせて、起きれたら朝サーフィン、昼間はストレッチなどしつつ次の旅の準備をしつつ、夕方サーフィン、夜自炊、という規則正しい生活をしました。

 

そんなことをしてるうちに、だんだんとウネリが大きくなる予報。

同部屋のブラジリアン、アンドレがレンタカーで連れて行ってくれたプラヤ・ネグラ。アンドレはSUPレースのブラジルチャンピオンだそうです

同部屋のブラジリアン、アンドレがレンタカーで連れて行ってくれたプラヤ・ネグラ。アンドレはSUPレースのブラジルチャンピオンだそうです Tカシ君と3人で。

プラヤ・ネグラの波。タマリンドよりさらにウネリをよく拾い、セットでアタマまでありました。個人的にはかなり好きな波。よかった〜

プラヤ・ネグラの波。タマリンドよりさらにウネリをよく拾い、セットでアタマまでありました。個人的にはかなり好きな波。よかった〜

今のところ後ろ姿しか写真がなかったアンドレ。いいやつでした

今のところ後ろ姿しか写真がなかったアンドレ。いいやつでした

 

ウネリが大きくなったら、行かねばならないところがあるのです。

 

コスタリカへ

どもども。

 

結局パナマでは横熱予防接種による横熱と腰痛で5日間「欠席」状態で療養しましたが、そのあとは回復しそのままコスタリカに向かいました。

パナマ最後の夜はカーニバルの練習?のようなものをしてました。エンジョイしきれなかったパナマからのお土産かのよう・・太鼓とダンスが非常にかっこいい。あとで動画Upします

パナマ最後の夜はカーニバルの練習?のようなものをしてるところに遭遇。エンジョイしきれなかったパナマからのお土産かのよう・・太鼓とダンスが非常にかっこいい。あとで動画Upします

 

泊まっているボカス・デル・トロの町にあるホステルでピックアップ、とチケットにあったので時間通り朝8時にココナッツ・ホステルという宿に行くとほかにも待ってる人が。

この宿が集合場所。ココナッツ ホステル

この宿が集合場所。ココナッツ ホステル

ボケテという町があるみたいです

ボケテという町があるみたいです

国境を超えてすぐのところにある「プエルト・ビエホ」に行く人とコスタリカの首都「サンホゼ」に行く人とで違う色のリストバンドを付けて出発。

1.ボカスのボートタクシーで本土へ
2.本土からマイクロバスでどっかのバス停へ
3.バス停から大きいバスに乗り換えて国境へ

 

まではよかったんですけど、国境超えでいったん下ろされたときに、どこからともなく僕の名前を連呼するおっさんが・・・

 

 

「おお、お前は俺と一緒にくるんだよ」

「は?なんで?」

「いやいや、大丈夫だから。こっちこっち。」

 
ってことで、なぜかチェックインしたはずの荷物もおろし、国境越えたらひとりだけみんなとは別のマイクロバスに乗り換えて出発・・あ、なんかもう一人お客さんがいる。。

このゴツいおじさんに誘拐されました。鉄道橋で川をわたった向こう側がコスタリカ。

このゴツいおじさんに誘拐されました。鉄道橋で川をわたった向こう側がコスタリカ。

結局、プエルト・ビエホに到着。

プエルト・ビエホの町。ボカスよりさらにのどか

プエルト・ビエホの町。ボカスよりさらにのどか

降ろされた所はプエルトビエホの旅行代理店みたいなところ。どうやら、ほんとはこの会社のチケットを買ってあったのに、違う会社にピックアップされてしまっていた模様。本来の会社と、間違って僕を国境まで連れてきた会社とでいろいろケンカして、彼らとしては僕を「奪還」した、っていうことだったみたいです。すごいテンションで長々と説明してくれました。

 

 

 

 

どうでもいい。

 

 

 

 

4時間ほどプエルトビエホで待ち、そこからはハイエースみたいなのでそのまんまサンホゼまで。夜着いて適当に宿を探し、翌日はこれまでと逆の太平洋側にもどった町、タマリンドでサーフィンです。

 

コスタリカのお金はやたらとかわいらしい。ちなみに米ドルも平行して使える

コスタリカのお金はやたらとかわいらしい。ちなみに米ドルも平行して使える