チリ ピチレム

 

ということでチリの首都サンティアゴ到着の翌朝、前日着いたばっかりのバスターミナルへ戻りました。前日ネットで調べた結果決めた行き先は、「ピチレム」。サンティアゴからはバスで3時間半とのこと。チリで一番のサーフスポットで、世界大会も行われるようになったくらいのところだそうです。適当に拾ったネット情報だけをたよりにほんとにたどり着けるかなあ・・だめだったら宿戻ろ、くらいに思ってたのですが、意外とあっさりチケット購入&乗車。

12時発で、キレイに3時半に到着。

はじめて、ターミナル到着前に勘で途中下車してみた

はじめて、ターミナル到着前に勘で途中下車してみた

ピチレムというのは「小さい森」という意味なんだそうですが、じっさいこぢんまりしてて非常にいい感じの街です。チリは雰囲気がアルゼンチンよりちょっと「かわいい」感じがしますね。

そして久しぶりの波のある海!!!!!やたーーー!

メインの通り。ちっちゃいけどにぎやか

メインの通り。ちっちゃいけどにぎやか

なんかかわいらしい街並

なんかかわいらしい街並

ビーチはかなりの人

ビーチはかなりの人

宿はここ。Surf eat sleep Hostel。地味。WiFiもない。でもなんだかいい感じの開放感がある宿。管理人はふたりともドイツ人でした。
にしても、ここといいサンティアゴの宿といい、なんでチリのホステルの二段ベッドにはハシゴがないんだ。たまたまなのかな。

見つけづらいわ

見つけづらいわ

そしてこの宿でも到着初日にいきなりアサドパーティー!今回は食材持参型なのでタダ飯ではないですが、ここに泊まっていたスペイン語のうまいアメリカ人ケビン君の助けを借りて肉を購入。

いやー、何度見てもいいねアサドは

いやー、何度見てもいいねアサドは

英語人口が多め

英語人口が多め

うーーん、旨いなあやっぱり。

ウルグアイのほうがうまいっちゃうまいけど、ここの肉も充分うまいわ。アサド最高だなあ。日本にもどってもなんとかしてこれを再現したいな。アサド釜作りたい。
肉に満足したら、あとはもう波だけ。どうかなーーーー

 

なかなか見られない組み合わせ アルパカと海 帽子が超かわいい

なかなか見られない組み合わせ アルパカと海 帽子が超かわいい

またブエノスアイレス、を経由してアンデス越え チリへ

 

ってことで1泊余計に泊まったコロニアから再びフェリーでまずはブエノスアイレスへ戻りました。

 

アルゼンチン、南米の国の中でいちばんヨーロッパっぽい国(人種も文化も)ということになってます。
あまりにもその辺を強調しすぎて南米の他の国からは「なんかあいつ感じ悪いよなw エラそーに」みたいな位置づけになっております。南米人があまりにも異口同音にそう言うので、そういうことなんだと思います。
日本人の自分からしたら南米は南米だし、アメリカ文化がダメでヨーロッパ文化こそが優れた文化であり・・みたいな話はそもそもどうでもいいのでとくに感じがいいとも悪いとも思いませんが、ちょっと面白いのが

 

 

カッコつけてる割に自国の経済がいまや微妙で、国民は(文化的にはバカにしているはずの)米ドルを確保することが基本になっている

 

 

という点です。で、その結果どうなってるかというと

 

米ドル(とかユーロもだけど)のアルゼンチンペソとの両替に、公式レートよりずっと高くドルを買い取ってくれる闇両替がある

 

 

んだそうですよ。
なので、アルゼンチンはウルグアイなどにくらべたら物価は下がるんですが、米ドルを持って行って両替すると、さらに割安感がでるということです。とはいそんな話、南米に入ってからはいろんな人が教えてくれたんですが、南米に入った時点ではもう米ドルなんてほとんど持ってなかったので、残念ながら自分は試せないなあと思ってたのですが。

しかしウルグアイから直接チリに行くバスが木曜金曜にしかなく、ブエノスアイレスからは毎日出ているということがわかったため一瞬ですがアルゼンチン戻りが決まった訳です。で、面白い事になぜかウルグアイではATMでウルグアイペソだけじゃなく米ドルもおろせるようになってるんです。

なので、せっかくだからやってみよう!ということでウルグアイで300ドルほど米ドルをおろしてみました。

 

で、ブエノスアイレスに着いて、さっそく闇両替所がたくさんあるというフロリダ通りを目指します。

有名な五月広場をたまたま通りかかりました

有名な五月広場をたまたま通りかかりました

銀行がならぶ中心街

銀行がならぶ中心街

でこれがフロリダ通り

でこれがフロリダ通り

到着。見た所、ふつうの両替所はチラホラ見えるけど、あとはふつうの服屋とかしかないような・・・と思ったら

 

「かーんびおかんびおかんびおかんびお かーんびおかんびお」

 

とまくしたてるおじさん達が通りに何人か立ってる。カンビオというのはスペイン語で両替という意味です。このおじさんたちがそうっぽいな・・ということでカンビオおじさんに声をかける。米ドルいくら?

 

「11.3ペソだよ」

 

この日の公式レートでは1米ドルはたしか6.7ペソくらいでした。倍とはかないけど、これでアルゼンチンの物価が公式レートより4割安く見えるということに。で、このペソをそのままチリで両替すれば、そのお得感があるていど引き継げる、はず。ちなみにちょっと前にブラジルでこの情報を教えてくれた人たちは、みんな公式レートが5.6くらいで闇レートが9.8くらい、と言っていたので、このわずかな間にもアルゼンチンペソはさらに下がっているということみたいですね。ってことでもうOKでしょってことで交渉成立。

すると、「事務所でやるから、こっちきて」と、おじさんがカバンを持ってくれました。着いて行く。

通りに面した雑居ビル的なところに入ると、そこには窓のない旅行代理店。はーーいちおうこういう偽装が必要なんだ。へええ。

ずんずん進むおじさん

ずんずん進むおじさん

さすがにカバンが重そうなおじさん

さすがにカバンが重そうなおじさん

 

さすがに写真は撮れませんでしたが、さくっと300ドル、キレイに両替してくれました。3390ペソ。うし。

小金持になった所で、まずはコロニアでなくしたっぽい電源プラグの変換機を購入。120ペソ。公式レートで1800円くらいですが、闇レートだと1100円。急に納得のいく価格になったぞ!

この調子だ!ってことで昼時でしたので目の前にあったちょっと良さそうな感じのレストラン。

この赤いやつね

この赤いやつね

リブアイのステーキを頼みます。サラダバーもつけて、生ビールx2。300ペソくらいになったかと思います。しかし、2700円ということ。このステーキ+サラダ食い放題+ビール2杯でそれはなかなかに安いぞ!

まあまあうまい

まあまあうまい

うーん楽しいなこれ。外食自体をほとんどもうしてないので、どちらにしてもひさびさの散財だったんですが、なんか楽しい。

ほろ酔い金持ち気分でそのままバスターミナルへ。南米のバスターミナルはどこもだいたい同じで、行き先ごとに会社のカウンターが並んでいてチケットを買う仕組み。しっかし、ここのターミナルはボロいけど相当デカいぞ。カウンターにふってある番号から見るに、300くらいの窓口があるみたい。

外身はふつうなんだけど

外身はふつうなんだけど

中が広すぎる。

中が広すぎる。

ここで夕方発、翌昼間着のチリの首都サンティアゴ行きのチケットを購入。20時間くらいかりますが8000円。2時間ほどターミナルで時間潰したあと、乗車。

ウルグアイのようにWiFi搭載ではないですが、充分立派なバスです。二階建てで、一階はビジネスクラスみたいな席になってます。

乗ったバスがこちら。

乗ったバスがこちら。

しかも、夕食と翌朝の昼食付き。ドリンクサービスもしょぼいけどあります。夜行だからある意味ホステル代も浮くわけで、宿泊費と食費を考えると、実際のところ純粋な移動費としてはは5500円くらいと見ていいですよね。5500円で座ったまま南米横断して太平洋側に出られるっていうのは・・なんかすごいお得感。

アンデス山脈にぶつかるまでは、ひたすらつづく平野。畑と牧場がかわりばんこに現れます。相当平らです。夕日がキレイでした。

キレイだったー

キレイだったー

 

そして、アンデス。高そうな感じが満点。

そしてチリ国境。バスごと入管にはいれるようになってます。

ザ・高地感

ザ・高地感

旗がボロいのがなんかアンデスっぽい

旗がボロいのがなんかアンデスっぽい

入管の中

入管の中

ここで出国と入国の手続きを一瞬で済ませたら、こんどは荷物チェック。チリは入国そのものにはまったく厳しい国ではないんですが、植物の持ち込みとかには妙に厳しい国なんだそうです。ちゃんと申告しないで生ものの持ち込みがばれるとけっこうな金額の罰金を払うことになるみたい。ってことで素直に申告「醤油とオリーブオイルとにんにくとしょうがと鷹の爪もってます」。

結果、にんにくとしょうがだけNGということになりました。鷹の爪が守れて超うれしい!(南米ではあんまりスーパーでちいさく売ってないし高い)と思ったのですが、いまチリにてなぜかこれをなくしていることに気づき今ショックを受けています。

そんなかんじで全部で1時間くらいだったでしょうか、入国手続きを終えみんなでまたバスに乗り込み、アンデスをこんどは降りる。2,3時間でチリの首都サンティアゴに到着しました。

降ります降ります

降ります降ります

たまにわき水がでてて急に豊かな感じの風景になったりする。

たまにわき水がでてて急に豊かな感じの風景になったりする。

バスターミナル

バスターミナル

ターミナルのすぐ外の大通り

ターミナルのすぐ外の大通り

チリの経済はいまやアルゼンチンなんかより遥かに好景気らしいんですが・・ブエノスアイレスに比べると街はけっこうしょぼいですね。行けなくなって残念すぎるイースター島の名物、モアイが名前のホステルに1泊。この日はたまたまスタッフの誕生日ということでパーティーが開催されました。タダ飯いえーい。

ホステル入り口

ホステル入り口

ホステルの共有スペース。広い

ホステルの共有スペース。広い

タダ飯パーティーのようす

タダ飯パーティーのようす

せっかくあたらしい国の首都に来たわけではありますが、とりあえずここでは1泊のみにして、急ぎサーフスポットへ移動することとします。

 

ウルグアイ その2

 

コロニア・デル・サクラメントからバスで乗り換え待ち含めて5時間ほどでアレホ君のいるマルドナドに移動です。

 

バスターミナルに到着して5分ほどでアレホが登場。サッカーで骨折したとのことで松葉杖ついてましたが4ヶ月ぶりくらいの再会です。そして車に乗せてもらい10分もしないうちに泊めてもらう家へ。

 

「俺さあ今いとこと二人で住んでて、床にマットレスしいてねてもらうことになっちゃうからさ、近所の友達の家に泊まんなよ。」

 

ということで、まさかのアレホ邸ではなくその友達の家に泊めてもらう事に。家主はVirginiaと書いてビルヒーニャ。ぱっと見は近所のおばちゃんみたいだけど声が小学生みたいに高いアレホの親友、ナースさん。

こちらがお世話になったビルヒーニャ邸

こちらがお世話になったビルヒーニャ邸

借りた寝室

借りた寝室

なんか・・この流れ、ちょっとブジオスでの放置プレイを彷彿とさせるな・・・

 

 

 

 

なんて思ったのですが、杞憂でした。

アレホ君、ある意味日本人がイメージするホストっぷりをそのままどころかそれ以上に発揮してくれ、毎日毎日いろいろ連れ出してくれて非常に充実してました。

 

一日目:とりあえず近所のビーチ&ジャズ鑑賞

二日目:アレホの親友イグナシオ君の誕生日パーティー+ベロベロになったあとまたビーチ

三日目:アレホ邸でランチ+プンタ・デル・エステの週末イベント

四日目:夕方ビーチ+アレホの友達界隈での日曜焼肉(アサド)パーティー

五日目:プンタ・デル・エステにて朝サーフィンチャレンジ+昼は手作りサンドイッチ大会

 

 

週末とぶつかったとはいえ、この構ってくれまくりっぷりに感動。実は初日から3日目までまるまる、サンパウロの風邪がぶり返したのかなんなのか、胃の調子がひじょーに悪くあんまり飲み食いできない状態だったんですが、自分専用ではないとはいえここまでいろいろイベント目白押しだとそうも言ってられず。4日目のアサドの前に回復し、アサドは誰よりも食いまくりました。本当にウルグアイの肉は旨い、アサドという調理法もいいんでしょうねえ。これなんで南米でしかやってないんだろう。

バルセロナで会った時からそうでしたがアレホ君、酒飲みだし酔っぱらったらかなりお手本的酔っぱらいにはなるのですが、なんとも酒の飲み方もソフトだし、ノリが明るいながらも野獣過ぎない、若すぎないのが非常につきあいやすい。そしてアレホの友達たちもそういうかんじで、みんなとっても明るいんだけど、どこかがラテンにしてはおっとりしてるっていうか・・・無理なく馴染める感じでものすごくやりやすい。

また英語が多少できる人がちょっといるので、出来ない人と話すときはそのへんのメンバーに助けてもらいつつ。ただ、ラッキーなことに音楽好きが多くて、二日目と四日目は飲み会にがっつり楽器がいろいろ用意されていたためスペイン語を喋れない代わりに一緒にセッションして遊べたのが大きかったです。幸いこのメンバーの中では「上手い人」扱いしてもらったので音楽好きメンバーの目の色がちょっと変わり、より構ってもらえるようになりました・・おかげで最後には「日本語の歌をやってくれ!」と言われビデオまで撮られて参りましたが。こういうときに歌詞もばっちりな十八番がないと駄目ですねえ。とはいえ、芸に身を助けられたのは間違いなし。

最終日の朝にはアサドパーティーでサーフィンの話をしてたふたりが「最終日だからサーフィンしようよ!」と海まで連れてってくれました。残念ながらこの日もローカルですらびっくりするようなフラットでできなかったけど・・でも3時間睡眠で迎えにきてくれた気持ちは嬉しい。

 

マルドナドの丘から海を・・じゃなくて川を臨んだ初日

マルドナドの丘から海を・・じゃなくて川を臨んだ初日

ビーチにもマテ茶持参

ビーチにもマテ茶持参

初日夜のジャズ。うまかったけどちょっと甘過ぎた

初日夜のジャズ。うまかったけどちょっと甘過ぎた

 

二日目はイグナシオの誕生会

二日目はイグナシオの誕生会

こういう茅葺き屋根の家がけっこうある

こういう茅葺き屋根の家がけっこうある

ベロベロに酔っぱらい、最後は誕生日の本人にすらキレられつつもヘラヘラしたままのアレホ

ベロベロに酔っぱらい、最後は誕生日の本人にすらキレられつつもヘラヘラしたままのアレホ

 

3日目にいったプンタ・デル・エステ海側のビーチ。サーフィンできる波じゃなかったけどショアブレイクでボディーサーフィンはできて、けっこう楽しかった

3日目にいったプンタ・デル・エステ海側のビーチ。サーフィンできる波じゃなかったけどショアブレイクでボディーサーフィンはできて、けっこう楽しかった

一応やってるひともいたけど・・できてない感じ

一応やってるひともいたけど・・できてない感じ

プンタ・デル・エステはリッチな感じです

プンタ・デル・エステはリッチな感じです

そしてそのまま夜はよっぱらって同じポーズのアレホ

そしてそのまま夜はよっぱらって同じポーズのアレホ

 

4日目のアサド用に買い物をした肉屋さん

4日目のアサド用に買い物をした肉屋さん

肉。

肉。

まったく意味がわからないのでここはローカルに選んでもらうしかない

まったく意味がわからないのでここはローカルに選んでもらうしかない

旨そう・・・

旨そう・・・

っていうか旨い。ものすごく。

っていうか旨い。ものすごく。

おっとりと和やかな人たち

おっとりと和やかな人たち

テンション上がってきた

テンション上がってきた

そのままのテンションで演奏開始

そのままのテンションで演奏開始

それにしても・・旨い

それにしても・・旨い

アサドナイト、そのあとバーに行き帰ったのは朝6時くらいだったけど9時半に叩き起こされてサーフィンへ しかし・・・フラット

アサドナイト、そのあとバーに行き帰ったのは朝6時くらいだったけど9時半に叩き起こされてサーフィンへ しかし・・・フラット

しょうがないのでスケボー&海水浴

しょうがないのでスケボー&海水浴

 

てなわけで、サーフィンできなかったのが残念でしたがマルドナド、最高でした。おっとりなローカルとうまい肉。そして毎日ビーチライフ。いいなあ。ほんとはここからさらに東へいくとまた面白い国立公園とか、良い波があるポイントなんかがあるそうなんですが、波予報ではしばらくフラットということもあり今回は断念。またブエノスアイレスでバス移動するため、コロニアまでもどってきました。

いやあそれにしても、みんなに親切にしてもらったなあ。ほんとうに、ありがたい。

左からアレホ ナタリア(ビルヒーニャの友達) ビルヒーニャ

左からアレホ ナタリア(ビルヒーニャの友達) ビルヒーニャ

 

そんなわけだったんですが、最後に

 

 

 

 

 

コロニアにもどるバスの乗り換え時(首都モンテビデオ)、バスのチケット買った際にクレジットカードを受け取るのを忘れ、そのままコロニア着。コロニアについてから気づく。

 

 

 

 

アレホにバス会社へ電話確認してもらい、カードありとのことだったので、コロニアでの宿泊を1泊のばして、日帰りモンテビデオ往復6時間の旅、やってきました。船のチケットも取り直しだし・・・・

コロニアとモンテビデオの間は北海道みたいな風景でとてもきれいです。ウルグアイには山はないみたいでどこまでも平ら

コロニアとモンテビデオの間は北海道みたいな風景でとてもきれいです。ウルグアイには山はないみたいでどこまでも平ら

モンテビデオのターミナルをちょっと出てみた。首都っぽい。

モンテビデオのターミナルをちょっと出てみた。首都っぽい。

当然ながらなかば呆れ気味に返してもらったカード。

当然ながらなかば呆れ気味に返してもらったカード。後ろに写ってるのがやらかした現場です

 

まあ、いつも通りです。

 

それにしても、旅の当初は存在すら知らず、行く気もまったくなかった国、ウルグアイ。アレホ君をきっかけに、おかげで本当に楽しかった。ありがとうアレホ。折れた脚、はやく良くなりますように。ほかのみんなもほんとにありがとう。

 

つぎはアルゼンチン経由でチリ。

 

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