言いにくい

ということで、ここのところレバ刺しをきっかけにいろんな見聞が広まっています。

おもしろブログがたくさんあるんですね、世の中には。漫画家やイラストレーターでこれからがんばるぞという若手の皆さんなんかはまだ本になったりしている作品も少ないので、そこにすべてをぶつけてる感じで宣伝もかねてブログの中身が濃いです。結婚後専業主婦になった人や、ニートの人なんかも比較的時間があるということなのか、量が多かったり、推敲が重ねられてよく練られたネタになってたり、ほんとにすごいです。こんなのがだれでも発信できて、かつ誰でも見られるってすごい。ブログおそるべしです。

こういうブログが面白い人達はブログそのものやtwitterで繋がっていることが多く、芋づる式にいろんなおもしろブログが発掘されていきます。その中でも秀逸だと思い最近熱心にチェックしているものがいくつかあるのですが、ベストは今のところこちらです。

 

 

 

 

まんしゅうきつこのオリモノわんだーらんど

 

 

 

 

・・作者の方のペンネームというか、が「まんしゅうきつこ」ですよ。「オリモノわんだーらんど」ですよ。「辛酸なめ子」が一瞬で消し飛ぶようなこのインパクト。はじめは「マン臭キツ子」というよりリアルかつ分かりやすい表記だったのですが、ご実家からの要望を受けて若干ソフトな表記に変更したとのことです。

まんしゅうさんによるまんしゅうさんの図。実際はすごい美人だということがほかのイラストレーターの方のブログに書かれてました。

 

 

ご覧のように絵そのものはほんわかさっぱりです。ブログの文章も淡々としています。が、基本的にはだいたい下ネタです。漫画家としてデビューしかかりつつ、結局デビューはせずアシスタントなどをしていて現在は主婦、という方のようなんですが、恐ろしいほどに面白いです。本当にすごいです。しかもノンフィクション。

ほかのおもしろブログとはちょっと違った、ふつうよりむしろ温度の低い感じでありながら不思議と読者を引き込みます。それでいて突然爆弾のように炸裂するネタ。これを知ったプロの漫画家のみなさんも青ざめているに違いない。

ちなみにこの方も主立った作品とか単行本を発行していないため基本はブログがメインのコンテンツですが、こんどある漫画雑誌にゲスト寄稿されたそうです。

右上にまんしゅうさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・またです、「コンビニでエロ本の近くに置いてある」系、または「本当にあった」系。こちらは笑える話ということなので、女の波瀾万丈よりははるかに購入しやすいですが・・。ただ、どちらにしてもなんでこんな雑誌持ってるの、って聞かれたときに

 

「レバ刺しのマンガがよみたくてさ」

 

っていうのは、意味不明ながらどこでも答えられますけど

 

 

マン臭キツ子って人のマンガが読みたくてさ」

 

 

は、言う相手と場所を選びまくりますね。

まあ、実際はほぼ選ばず言っちゃってますけどさ。

それにして何なんでしょうかこの「本当にあった」業界は。「本当にあった」ってつけると法人税が浮いたりでもするのか?ってくらいよく見ると同じような本がいっぱいあるんですね。そしてこういうのは現代日本のマンガ家さんの登竜門的なとこなのか???なんでみんなここからの連載人生スタートなの?と俄然興味が湧いてきてますが、こんなのがいくつも転がってる部屋にしたくないです。時間の問題かもしれませんが・・・

しかしすごいですよ日本のブログ界は。。これからもおもしろブログ、がんばって探していきたいと思います。

買いにくい

人生なにがあるか分からないものです。まさかまさか、自分がこの雑誌を買うなんて。

「また買っちゃった・・」ってこっちが言いたいわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

べつに女の波瀾万丈に興味がある訳ではありません。いつもの谷口さんの漫画「レバミシュラン」が連載されているんです。表紙にはそんなこと1ミリも書いてませんが。

ちなみにこれは、会社のそばのセブンイレブンで買いました。こういう謎の雑誌、コンビニの普通の雑誌とエロ本の間とか、エロ本のさらに向こうのちょっと違う形の棚とかにあるでしょ?とりあえずエロ本の近くにあるでしょ?

でも、これらの本は同じコンビニならどこにでもあるってわけじゃないんですよ。ということをこれを探して学びました。これを買った店から200mくらい離れた別のセブンイレブンには売ってないんです。そっちには、これにそっくりだけど違う、別の会社のやつが売ってます。下記のような感じです。

どんだけ需要あるんだよ波瀾万丈モノ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありえないくらい分かりづらいでしょ?そして、どっちにしてもありえなくらい手に取りづらいでしょ??

これを、正解である「竹書房 本当にあった女の波瀾万丈」を探してごそごそといくつものコンビニや本屋でまさぐってたわけです。ちなみに、自分が探した本屋コンビニの中ではものすごいレアでした、竹書房のやつ。

見つけたら見つけたで、これを「買う」という業もかなりハードルが高いです。そして、これを自宅以外の場所で読む。これも相当なものです。こないだ書いた無差別級紙芝居のフェスの人が「この雑誌を買う奴、そして電車で読む奴は基地外」とおっしゃってましたが、まあ、わかります。

でも、結局家まで見ないでおく事もできず、あろうことか田園都市線でがっつり読んでしまいました。

さらにトラップなのは、お目当ての「レバミシュラン」は食レポートものであるためかとても短く、5ページくらいしかないので一瞬で読み終わるんです。でも、本自体は分厚くてたくさん女の波瀾万丈なマンガが載ってます。まっったく興味がないはずなのに、もてあまして結局読んでしまう。そして気がつくと、レバミシュランだとかの言い訳とまったく無関係に、ただこの本を電車で読む基地外のできあがりですよ。怖いですね〜。

今週買った冒頭の写真のものは購入2度目です。ちなみに先日この本をはじめて購入した日は、田園都市線でがっつりと読んだあとは谷口さんの母校だという多摩美術大学へお邪魔してきました。学長さんと長々とお話する足下の鞄に、この本が入っていました。今思えば先生方とみんなで読めば良かったな。

2度目ともなると、購入から公開読みまでかなりスムーズになりますが、それはそれでどうかと思いました。