渋谷にて

今日は微妙な波コンディションのようだったので千葉に行くかどうか迷っていたら、そのうちに寝てしまい気がつけば夕方。千葉行きは明日として、めずらしくひとり渋谷へ・・

なんとなく、ユザワヤに行きたくなって。笑 無地Tシャツに合うような、市販の「どや顔度」の強い(?)のじゃない、地味ーーなアクセサリーを自作してみようかなと思って。そしたら渋谷店は間もなく閉店ってことでセール中。よりどりみどり安い!!というよりは、もうあんまりモノがない・・という感じで肩すかし。

さてとじゃあハンズかな・・と思ったんですが、ユザワヤの下のフロアは石橋楽器。ちょっとのぞいてみようかと立ち寄ったら、簡単に1時間つぶしてしまいました。アコースティックギターの試奏をさせてもらったんですが、今日のはこれです;

 

細かく説明するようなこともないんですが、マホガニーというこの茶色い材を全面的に使っているっていうのがこういうアコースティックギターとしては若干珍しいモノです。あとボディーが若干小さめで取り回しがよさそう。定価22万のところ円高還元で12.6万とのことでした。アメリカの値段が1400ドルくらいみたいなので、定価レベルではまっとうなレートでしょうか。

弾いてみると、ボディーもそんな小さいぞ!って感じでもなく、ネックのほうも完全にふつうサイズで弦の高さもそれなり。ちっちゃいからラクに押さえられるとかそういうことではないみたいでした。ネックの太さなんかは家にある安ヤマハよりもむしろ太かったです。とはいえ、サイズのせいではなく作りとして弾きやすさはちゃんと感じられました。

音も堅いのかな?または小さいから軽い音なのかな?などと思いましたがそんなことはまったくなく、中域のよく出る自分好みな感じ。音量もしっかり。いやーなかなかいいギターですね。調子に乗ってアンプにつなげられるようにするピックアップについても質問したら、ピックアップつきの別のギターを弾かせてくれて、今のアコギ用ピックアップ、ぜんぜんいけるじゃん!ということもよくわかりました。ライブで鳴らしたら気持ちいいだろうなあ。金があったらその場で買いそうな勢いでしたが、ないのでお礼を言って退散。

しっかしいつのまにか、楽器屋さんで思う存分試奏なんてできるようになったのか・・はじめてギターを買った高校一年のときは、試奏、3秒くらいでしたね・・そもそもまだなんも弾けないし、恥ずかしいし、音の違いなんてわかんないし。今でもギターの仕組み自体には理解がないほうですが、まあじっくり弾けること。店に迷惑かけてるかんじもしないし・・・ギタリストとしての多少の成長を喜ぶ反面、ただの厚顔なおっさんになっただけという事実を再確認する切なさもあり。いやでもちょっと欲しいなあー

 

と思って帰宅して、ふと家のギターを弾いてみると、またいい音がする。「ギターは嫉妬する」ってよく言われるんですけど、これはほんとに不思議なんですけどそういう感じありまくりなんですよね。今日は特にいい音したなあ。新品にはだせないボディーの鳴りもあり、それでいて明るい成分もちゃんと出て。弾きやすさは劣るものの、いつもよりはなんかいい感じで・・・こいつにピックアップだけつけたらそれで行けちゃうかな?なんて思ってみたり。じつに不思議な現象です。

 

 

ガッチャマン

最近、ガッチャマンにはまってます。

「東京の地方局」MXテレビでは、平日夜7時台はだいたい昔のアニメをやっているようなんですが、早く帰った日はこれを見ることができるわけです。テレビなんてタモリ倶楽部以外はほぼ全く見ない私ですがこの手の昔のアニメ系はなぜかとても好きで、ほかには北斗の拳とかムーミンとかが放送されてます。でその中でガッチャマンは出現頻度も高く、その何とも言えないシュールかつ熱い、ただならぬ魅力にはまっているというわけです。とくに今日の内容は最高でした。

同世代以上のかたはガッチャマン知っている人が多いと思いますが、いわゆる戦隊ものってやつですね。南部博士というシブい天才科学者によっていろいろと道具を作ってもらえる「科学忍者隊」というチームが、ギャラクターという悪の組織による地球破壊行為を食い止めるために日々戦っている、という構図です。

天才科学者 南部博士。シブい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩中の科学忍者隊。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日観たストーリーはそのいつもの構図からははみ出さないとはいえ、かなりすごかったです。

まず、今回ギャラクターが地球破壊のために用意した戦術は「殺人ミュージック」!。聴くと人が死んだり建物がなぜか破壊されるという「音波兵器」!かと思いきや、超音波みたいな「音波」ではなく、あくまで「ミュージック」!曲です。

そして、その殺人ミュージックを作成、いや「作曲」したのは、なんとギャラクターのボズ、ミスターX本人!www

大ボスなのにみずからがんばって曲作り。ミスターX

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでわざわざボスが・・と思いますが、今回の作戦を告げられた時の、現場の実行リーダー、つまり中間管理職のベルク・カッツェのリアクションもすばらしい。

「え・・・そんなんで人殺せるんですか?」

これがガッチャマンの真骨頂の一つ「役柄に関わらずの素のコメント」。最高です。しかし、次の展開はもっとすごい。

「殺せる!しかし、この曲をギャラクターで演奏できる者はいなかった」

なんと!悪の組織ギャラクターには楽器が弾けるやつがいたらしい(笑! それでいて、演奏能力が足らず挫折 !!orz ・・・いくら大量殺戮のためとはいえ、まさか悪の組織ギャラクター内でバンドコンテストが行われていたとは。想像するだけで泣けますね。しかも、実はそんなオーディションまでやっていたのに今の今まで何も聞かされていなかった中間管理職ベルク・カッツェ。この人は本当にがんばり屋さんなのですが、とにかく報われません。

・・そこで、「身内のバンドでは無理ならば世間からそれができそうなバカテク・バンドを誘拐して無理矢理演奏させるのだ!」ということになり、人気バンド「デーモン5」が誘拐されてしまいます。そしてヘンな注射をして、さらにヘッドギアをさせることで演奏をさせます。

ギター、ベース、ドラム、キーボードに女性ボーカルのデーモン5。音はグランドファンクっぽい感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一応、無理矢理演奏はさせたわけですが、よく見てください。ドラムに注目・・・そうです!これは「ギャラクターオリジナルドラム」にほかなりません。色といい、何と言ってもバスドラにわざわざロゴまでペイント。さらにドラムは一段高い位置に・・!ライブでもないのになぜ。オリジナルドラムの発注からこの場所にセッティングするまでの準備を想像しても、また泣けます。ギャラクター、ほんといい組織だよなあ。そして個人的に本日のベスト画像はこちら。

モニターはヘッドフォン派。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中間管理職ベルク・カッツェがいつのまにかプロデューサーに!!しかもみんなしっかりとヘッドフォン着用。ちなみにベルクさん、レコーディングの中盤では軽く踊ってましたよ。見てくださいこのバンドに熱い視線を送るベルクさん。椅子もあるのにスタンディングでバンドを見守ります。そう、いつだって彼は全力投球なんです。そしてちょっとうれしそうにも見えます。ちなみにレコーディングはオープンリールのアナログ録音。しかも5人バンドなのにどうやら4トラックしか使わずに録音してます!さらにリミッターなどはないらしく、エンジニア(というかいつもの部下)がなんとリアルタイム手動でレベル調整www。トム・ダウドか!

やはりどうみても4チャンネルでの録音。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一発録り。彼のフェーダー操作にすべてが託されます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんという潔いレコーディングスタイル。ちなみに、楽器4人分のパートについてはしっかりと楽譜まで用意してあったにも関わらず、なぜかボーカルについては無頓着らしく「君は適当にやってくれたまえ、ただし意味のある歌詞は歌わないでくれ」という指示が。結果、ボーカリストの女性のパフォーマンスは完全にオノ・ヨーコのそれと同じ感じになってました。楽曲全体のノリとしてはワウギターの効いたファンク・ロックという感じ。

必死。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・とまあ、こういう感じでレコーディングが進んでいきました。2曲録ってましたね。このあとのストーリーは、基本的にはいつもの感じだったので割愛します(笑。

いやあ、ガッチャマン最高。「悪の組織も、正義の味方も根っこは同じ人間(またはそれに近いもの)」みたいなのってこの当時からもうあったんですね。こういう、だれもが正直に生きている世の中っていうのにしていきたいですね。